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要水分!夏の海岸清掃。

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牛臥海岸に夏の海岸清掃に行ってきました。夏の海は汚されがち。そんな浜辺にいって、地元の海を愛するおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、炎天下の中で園児が奮闘。水分補給を忘れずに。無理は禁物!

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牛臥海岸の定期清掃に行ってきました。夏の浜辺はいい意味でも悪い意味でも利用されることが多く、それだけにマナー違反やうっかりによるゴミの置き捨てが散見されます。炎天下とはいかないまでも、夏場の海岸清掃はあつく、かなり大変でした。熱中症にならないよう、マメに水分を補給しながら、お掃除です。

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短パンにビーチサンダル、暑さ対策に帽子をかぶって、軍手を装着。清掃モードの園児たち。さて、誰がどれだけとってくるかな??みてみれば、あちらこちらに、普段のお掃除ではそこまではない、ペットボトルや缶の数々がまとまって点在。ビニールシートや花火でつかわれたものもあり、グループで来て飲み食いした様子がよくわかります。

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いちはやく見つけた園児が、われ先にと競うように拾います。缶は缶のポリ袋。ペットボトルはペットボトルのポリ袋。燃えないゴミと燃えるゴミ。きちんと分別しています。

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中にはゴム手袋や、たばこの吸い殻もありました。「こんなものこんなところで何につかったの?」というものもいくつか。ビンなどさわったら危ないものは、長ばさみでとってから捨てます。それにしても、さすがに多いなぁ。園児も、先生も、みんな汗だくです。お水を飲んで、水分補給。

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清掃に来るのは私たちだけではありません。地元を愛するお年寄りや近隣住人がしばしば訪れて、目につくものを拾いすててくださっています。夏の開放感で楽しむのは大いに結構ですが、きれいな海を前に楽しめているのは、こうした方々の努力によっているからなのですね。

炎天下でもこの方々は来てお掃除されています。自分たちの行動がどういったことを引き起こし、誰がどういう形で関わっているのか、身をもって学んだ園児たちでした。海だけではありません。自然を大切に、きれいにしよう。みんなお疲れ様。帰って冷たいジュースを飲もうね。

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上写真は、ヘミングウェイの小説に登場しそうな園長のひとり掃除の姿。