かぷニュース

はらえ鬼、よぼう福 !! 二月は節分会。

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鬼は外、福は内!!立春前の最後の冬のかぴらばすでは、乳児から年長さんまで上へ下への大混乱。2月は節分会(せちぶんえ)です。お豆をまいて、邪鬼を追い払っちゃおう!!

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節分って何??

立春(りっしゅん)の前には、節分会(せちぶんえ)が行われます。節分とは、「節を分ける」ということで、そもそも「季節の分かれ目」を意味する言葉です。ところで、季節の変わり目は、邪気(鬼)が現れるといわれておりますが、確かにこの時期は、うっかりすればころりと風邪をひいたりするものです。そこで、つけいる邪鬼はお豆で追い払おうという試みが行われます。それが「豆撒き」になります。お豆は古来より邪気を払う効果があると伝えられおり、昔から豆をまいて一年の無病息災を願ったわけですね。

さて、2月3日のかぴらばす保育園で行われた節分会(せちぶんえ)では、園長と一緒に裃(かみしも)を着けた年長さんから乳幼児まで、一丸となって湧いては現れる鬼めらめと、お豆をぶつけて「鬼は外!」。そしたら今度は「福は内!」で福を呼び込みます。

撒きます、豆。

高台に、侍従と共に五条の袈裟と帽子(もうす) に身を包んだ園長が登場。撒くぞ撒くぞと、あえて入れるフリを前に、今か今かと待ちわびる園児たち。

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副園長と綿密に打ち合わせたら、さぁ、気合いを入れて鬼は外! 福は内!! 豆撒き開始です。

ONIWA-SOTO, FUKUWA-UCHI !!

「鬼は外!」 おおはしゃぎでキャッチアンドリリースを繰り返す豆撒き隊のみんな。一方、福は内で投げられた豆をひろいにひろう子ども達。とったお豆はそのまま持って帰っておやつにできるから、必死です。投げては拾い、拾っては投げの大騒動。誰が一番たくさんとるのかな??とった分、幸福を呼び込みましょう!

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...と、宴の最中、おもむろに落ちる照明。と共に、忍び寄る2つの不穏な影。見上げればいつの間にか恐ろしい仮面をつけて、子供の背丈ほどもある大きな金棒をにぎりしめた二匹の鬼達がすぐ背中にいるのでした。騒然となった会場には右往左往する子ども達の、影と声が入り交じって、叫喚の騒ぎに。

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年長さんを筆頭に、果敢に豆を撒いて応戦する頼もしい子もいる一方。衝撃のあまり、泡をふいて倒れそうになるほどに怖がっちゃう子も。いいんです。鬼は恐いから、鬼なのです。暗闇は恐怖でいいのです。そういうものを、豆で追い払っちゃう節分なのです。

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さぁ、みんなでもう一度、「鬼は外! 福は内!!」。たまらんとばかりに退散していく鬼なのでした。

お疲れ様の記念撮影。

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みんな、どれくらいとれたかな?おいおいそんなに食べれるの??主任の年の数ほどの豆をとらんばかりの子もいます。主任にも福が舞い降りることでしょう。終わった後は、勇姿をたたえて、勇ましの姿を恒例の記念撮影。

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はい、みんなで「チーズ」。今日もお疲れ様でした!