おもちの会でぺったんこ!
つくって、まるめて、粉をふって...、つきたてのおもちを、年長さんがおもち屋さんになってみんなにふるまいました。あせって喉につまらせないよう、ゆっくり食べてね。
行列のできるおもち屋さん
例年、臼と杵でぺったんぺったんとついていたおもちですが、今回は共同作業に重点をおくというより、年長さんにもちづくりの一環をすべて任せて、年少のみんなにふるまうという"おもてなし"の方に力点をおきました。
というわけで、今回は電動のおもちつきマシーンを使用。これはこれで面白く、機械の中に入れた餅米があれよあれよとまるいおもちに形作られていくところは、見応えがありました。
ふたを開け放したまま調理ができるので、調理師をふくめてみんなで輪になって魅入ってしまいます。
白帽にマスク、割烹着をまとった年長さんが登場。まるくつかれた熱いおもちを、水のついた手で小さくちぎり、まるめます。あんこに、きなこ、おのりに、納豆といった変わり種まで、いろいろな種類のトッピングがずらり。
小さな料理人達の前は、いつの間にかおもち食べたさの園児達でごったがえしに。
行列のできるおもち屋さんも、"できたて"です。
おもちを食べましょう
目当てのおもちを、年長さんにリクエスト。まるめてちぎって、トッピングをまぶしたら、はい、召し上がれ。すぐにテーブルに戻って、一心に食べる園児達。
味付けは全制覇するぞと、意気込む猛者の多いこと。思わず隣は何を食べる人ぞと、横目で見てしまいます。お気持ち、わかりますよ。
小さくきったとはいえ、かなり粘り気があります。のどにでもつかえたら大変。ゆっくりゆっくり食べましょう。
おもちを振る舞い終わったら、テーブルを見回り、年少さんに食べさせてあげる年長さん。やさしいね。
場内が落ち着いたら、さすがにサーブした方も疲れておなかぺこぺこ。年長さんもここぞと手づくりのお餅を食べていました。ご苦労様。お陰でみんな楽しめました。満足感とやさしさにあふれた、『おもちの会』になりました。
最後はシェフ達で、デザートのみかんと共にポーズ。おいしかったです。ごちそうさまでした。