成道会2014
毎年12月8日は、お釈迦さまが悟りをおひらきになられた日です。それを祝って『成道会』の式典が厳かに執り行われました。
12月8日の『成道会(じょうどうえ)』は、お釈迦様が『悟りをひらかれた日』です。4月8日の降誕会(花まつり:お釈迦様がお生まれになった日)、2月15日の涅槃会(お釈迦さまがご入滅された日)と並び、仏教では大変尊い日になります。
現ネパールのルンビニで生まれたシャカ族出身のゴータマ・シッダールタは、(カピラ城から)出家した後、長い長い苦行を経て、35歳の時、菩提樹(ぼだいじゅ)の下で坐禅行(ざぜんぎょう)に入りました。そして12月8日、暁(あかつき)の明星をきっかけに、悟られて、仏陀としてお釈迦様になられたのです。
かぴらばす保育園でもこの日はとても大切な日として園児達とお祝いしています。
法要では、法衣をまとった年長さん達が丁寧に式典法要を進行していきました。
まずは年下の園児さん達が入場します。
両脇に出そろうと、いよいよ年長組さんが登場です。
献灯・献花・お供物を捧げ、合掌・礼拝します。はじめてのことですが練習通り、非常に丁寧にお勤めをしてくれました。
電気をつけて、さぁ、恒例のちちがゆです★
お悟りになる前のお釈迦様は、それまでずっと苦行をおこなっておりました。しかし結局それには意味のないことを悟ります。そして、セーナーニー村のスジャーターという童女から乳粥(ちちがゆ)をもらったお釈迦様は、回復し、安らぎを得るためには『極端』は意味をなさないことを知りました。
乳粥は牛乳とお米という簡素なものですが、いつもながら、園児たちの口に合うようで、この日ももりもりとたくましく食べていました。
さて、仏教保育園である当園ではクリスマスのプレゼント交換はありませんが、成道会をお祝いして園長先生からみんなにお祝い品が配られました。
さいごはみんなでお祝いを持って記念撮影★
みんな難しい雰囲気の中でも、きちんとできたね。とてもえらかったです!!