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花まつりで午後の甘茶を。

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4月8日は、お釈迦様の誕生日。生誕をお祝いして灌仏会(通称"花まつり")が催されました。今年も法衣姿の年長さんたちの進行で厳かに執り行われました。

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花まつりとは?

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"花まつり"はお釈迦様のバースデーです。

仏教では、この日は釈迦さまの智慧(ちえ)と慈悲(じひ)をみんなで再確認するための大切な日として迎えられ、園では年長組さんによる献灯、献茶、献菓、献香が行われます。

式典スタート

いよいよ式典がはじまります。威儀を正した園児たちの間を抜けて、年長さんたちが進行します。

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真剣なおももちです。

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みな、非常に丁寧に行いました。

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最後まで、気を抜かずにやりましたネ。

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さて、ここからは園長と一緒に甘茶を濯ぎます。

甘茶を注ぎます。

小さい花御堂(はなみどう)の中には、灌仏桶(かんぶつおけ)があり、そこにはなみなみと甘茶(あまちゃ)が満たされております。その甘茶をお杓に汲んで、中央にいらっしゃる仏さまの御頭から、ゆっくりとかけ流します。

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うまく注げるかな?こぼさないよう、緊張しながらも、慈しみをもって、やってくれました。

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みんな、合唱してお題目を唱えました。

最後はみんなで甘茶をいただきました。

きちんとやり遂げたみんな。この慈悲の気持ちを忘れない為にも、甘茶をいただきましょう。飲みたいかな??

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甘茶は元来、お釈迦様がお生まれになる時に、9匹の守護竜が降らしたと言われる甘露の雨にちなんだお茶です。

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色んな味の食物が出回る現代ですが、甘茶の味だけは、この時にしか味わえません。

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一気に飲んじゃう子も。。。一方でゆっくり味わう子も。。。

智恵と慈悲の味。みんなおいしいといって飲んでいました。